誰かのために何かをしたいと思った。
本当にそうだろうか。
誰か。は、その何か。を本当に望んでいるのだろうか。
自分が一体どうしたいのかが分からない。
ごめん。嘘だ。本当はよく分かっている。
私は分からないままでいたいのだ。
大きなマシーンの中で風に飛ばされてる三角くじを自分でつかみにいきたい。
誰かにつかまれて、「はい。」なんて、、、、。
そんなの、あんまりだ。
あたりか、はずれか、そんなのどっちでもいいんだ。
渡されたくじがはずれだったら、、、きっと怒るだろう。すねるだろう。
「わー!よかったね!当たったよー!」
もし、当たりでも、大きなため息を一つついて。
、、、なんで?あなたが嬉しそうなの。
それはもう、あたりでもはずれでも、何でもないよ。
せっかくのお祭りだって、ああ、つまらない。ああ、つまらない。
なぜだろう。
頭では、分かっているのだ。
それは、良いことだ、と。
相手は、親切のつもりだったんだって、それは、相手の優しさだったんだって、、。
私が、不安そうに、背が小さいから、手が、届きそうにもないから、、、そう見えるから、、、。
だから、
「はい。」
私は、喜んだらいいのだろうか、悲しんだら、いいのだろうか、怒ったほうが、、よかったんだろうか。
、、、ありがとう。
なぜか、小さく、そういうことしか、できなかった。
あの時のありがとう。は、一体誰のためだったのだろう。
やっぱり、わたしにもわからない。
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