【健康長寿】一日一食のさらに上??極小食という考え方ルイジコルナロ「無病法」のすすめ

みつまめらいふ
スポンサーリンク

こんにちは!みつまめです。

健康長寿を手に入れるためにはどうしたらよいか。

生活していく中で、健康に一番影響があることは何か。

それは、ずばり、「食事」です。


最近「一日一食」や「甘いものを控える」「ヴィーガン生活」など、食事に関する様々な本が出版され、

食と健康について興味がある!という方も多いのではないでしょうか。

食に関する本を探していく中で、最近とっても面白い本に出合いました。

それがこちら。

「無病法?」「なんだかとっても難しそう、、、」

いいえ、そんなことはありません。

書かれたのは16世紀のイタリア。

この本の売れ行きは当時の読書人口を考えると現代のミリオンセラーをはるかに超えるほど。

そこからもいくつもの言語に翻訳され、世界でも多くの人々に読まれ続けています。

大昔に書かれて今現在も読み継がれている本。



つまり、それだけ、多くの人々の人生に影響を与えた本だということです。

まだ読んだことのない方はこの機会に一度手に取ってみてはいかがでしょう。

もしかしたら、たまたま手に取ったこの一冊があなたの食に対する価値観を大きく変えてしまうかもしれません。

 
しっかり現代語訳され、章の間あいだにはきちんと詳しい解説も書かれているので、非常に読みやすい構成になっています。中学生でも問題なく読める印象です。

スポンサーリンク

著者ルイジ・コルナロ

ルイジ・コルナロは当時の貴族の中で知らない人はいないほど知名度が高く、なんとダ・ヴィンチやミケランジェロよりも有名だったそうです!

以下著者ルイジコルナロについて

若いころは暴飲暴食を繰り返し、死の淵をさまようことに。

死ぬか食を節するかの2択を医師に迫られ、藁にもすがる思いで食を節することを始める。

すると驚くことに、みるみる体調は良くなり、病気は快復。性格までもが穏やかに別人のようになってしまった!

その経験から「極小食」のすばらしさに目覚め、「極小食」を広めるために講和として健康長寿を可能にする食生活のあり方を広く世に知らしめる。

「極小食」によって、晩年病気とは無縁のうちに人生を謳歌し、102歳で穏やかに息を引き取る。

スポンサーリンク

「極小食」とは?ルイジ・コルナロが実際に食べていた食事

こちらの本に書かれていた「極小食」における食事内容がこちらです。

パンと卵の黄身、少しの肉、スープを一日に12オンス(約350g)飲み物はワインを14オンス(約400㏄)

少ない!!!!!ちなみにこちら一日の食事量です。

一食分ではありません。

そして本の中では上記の食事内容が良い!というわけではなく、自分に合った食に内容を見つけ、よく噛み、胃が容易に消費できる量のみ摂取することで、健康が保たれる。と、コルナロ先生は述べています。

人間が一日にこの食事量で生きられるであれば、普段の1日3食の食時は「食べ過ぎ」なのでは?という考えも浮かびます、、、。

スポンサーリンク

健康寿命と介護に必要なお金について考える。「健康が一番の資産」は本当

世界の中でも長寿国と呼ばれている日本ですが、

いくら長生きしても、病院生活でずっと寝たきり。

階段を上るのも、トイレに行くのも一苦労。思い通りに身体が動かせない。

そういった、日常に制限のある期間ががとっても長いことが、↓の表から見て取れます。

健康寿命平均寿命日常に制限のある期間
女性74.79歳87.14歳12.35年
男性72.14歳80.84歳8.84年
2021年8月時点データ大正製薬HP参照

実際に私にも今年89歳になる祖母がいますが、車いす生活で家族の助けがないと生活できない状況。

デイサービスにも通っているため、介護費もかかってきます。

気になったのでついでに介護費用についてネットで検索してみると、、

生命保険文化センターが行った調査で、過去3年間に介護経験がある人に、どのくらいの期間介護を行ったのかを聞いたところ、介護を行った期間(現在介護を行っている人は、介護を始めてからの経過期間)は平均54.5カ月(4年7カ月)になりました。4年以上介護した割合も4割を超えています。 また、介護に要した費用(公的介護保険サービスの自己負担費用を含む)は、住宅改造や介護用ベッドの購入などの一時費用の合計が平均69万円、月々の費用が平均7.8万円となっています。

引用元:生命保険文化センター

介護が必要になった場合月々平均7.8万円が必要。とのこと。

もちろん機関が長ければ長いほど、さらに多くの介護費用が必要になってきます。

単純計算で月々7.8万円×約10年(120ヶ月)=936万円

「健康」であることがいかに大切かについて考えさせられます。

こう考えると、健康に関する知識や食材にかけるお金は、最もリターンの大きな投資の一つと言えるでしょう。

人生100年時代と言われている現代。

人生100年時代と言われている今、自分の将来に不安を抱えている人も多いと思います。

いま私はまだ20代。身体の不調は全くなく、階段だって走って登れるし、一人暮らしでも自分のことは自分でできます。

けれど80歳の自分だったらどうでしょう。


人生何があるか分かりませんが、備えあれば憂いなし。


知識をつけ、日頃の生活習慣に気を付けながら、
20代も30代はもちろん、80代そして100歳になっても若いころのようにいつも明るく元気で健康的な生活が送りたいですよね!

この本は「健康な生活を手に入れたい!」「『極小食』の生活に興味がある!」という方はもちろん、

「好きなものが食べられないなんて嫌だ!」「美味しいものを食べたい!」そんな方にも、毎日の食事との上手な付き合い方や、「食と健康」について考えるきっかけになる、とっても面白い本だと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!

コメント

タイトルとURLをコピーしました