【パティシエになりたい!!】専門学校に通う意味はある???

パティシエの仕事
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みつまめ
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こんにちは!閲覧いただきありがとうございます。

6年間の勤務を通して製造とサービスの両方を経験しました。人に喜んでもらえる仕事にやりがいを感じると同時に、長時間労働、低賃金、職場の人間関係、将来に対する不安、、。など、働いていく中で多くの悩みも生まれました。

「好きじゃないと続けられない。けど、好きだけじゃ続かない。」

本当にその通りだと感じます。

パティシエとして働くことの大変さ、そして、やっぱり好きなパティシエという仕事のやりがい、楽しさについて。実際に働いてみて思ったこと、感じたことをブログにしています。

同じ職業の方、同じ悩みを抱えている方、パティシエという職業に興味のある方、お菓子作りが好きな方。多くの方の役に立てれば、嬉しいです。

みつまめ
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今回の記事は、「専門学校に行く意味ってあるの?」そんな疑問に答えていきたいと思います。

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結論→パティシエになるために専門学校に通う必要はありません。専門学校は自分の選択肢を増やす方法の一つ。

パティシエを目指した時に、専門学校に通ってから、パティシエになる。という考え方が一般的ですが、パティシエになるために必ずしも専門学校に通わなければならないというわけではありません。

専門学校に通わなくても、パティシエにはなれます。実際に、知り合いの中には専門学校に通わずに直接お店に就職して、転職し、違うお店で店長をしている方や、高卒で就職し、数年働いた後に独立した人もいます。

逆に、専門学校に通っても結局数か月でやめてしまい、今は全く違う仕事をしている人や、社会人になってから、パティシエになることを目的とせず、自分の好きなことを学びたい!と、専門学校に通う人もいます。

ひとつ伝えておきたいことは、

専門学校はパティシエになることを保証してくれる場所ではないということ。

(学校によっては)就職率100%だし、専門学校に通ったから、どこに行っても働ける!!今後のパティシエ人生安泰!!というわけではないのでご注意を。

あくまで、自分の選択肢を増やす方法の一つとしてとらえるほうがいいのかな。と思います。

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みつまめの場合

みつまめ
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わたしは専門学校に通ってからパティシエになる。という選択をしました。その理由を書いていきたいと思います。

実家が田舎だったため、近くにパティスリーがなかった(笑)

家の周りは、畑と田んぼ

コンビニは車で10分。

田舎生まれ、田舎育ちの私。近くにパティスリーという存在がありませんでした(笑)

ケーキ屋さんはありました。しかし、個人でやっているようなお店ではなく、工場で作ったケーキを販売している店舗、という感じだったため私があこがれていたものとは違いました、、。

高校卒業して直ぐに就職することも考えたのですが、専門学校に通ったほうが、自分の選択肢が広がると考えたため、専門学校に進学するという選択をしました。

そもそも、製菓学校に通いたかった。通いたい専門学校があった。

自分の進路について考えた時、たくさんの大学の資料の中に見え隠れする、「製菓学校」の文字、、、、。気にしないふりをしていても目に留まる「製菓学校」というワード、、、。

「行きたい、、、行ってみたい、、、。(正直大学よりもこっちに通いたい、、、。)」

大学の資料そっちのけで、一人そっと製菓学校の資料を取り寄せては、読み漁ってました。

わたしが通っていたのは関西の「某製菓学校」なのですが、

とにかく、そのころのわたしはそこの学校に通いたくて仕方がなかった(笑)

もし、親に無理だと言われたら、大学に行ってからでもバイトしてお金を貯めて自分で通おう!!と思っていました。

みつまめ
みつまめ

選択肢を増やしたい!行きたい専門学校があった!そういった理由から、私は専門学校に通う。という選択をしました。

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専門学校に通うことのメリット

みつまめ
みつまめ

わたしが実際に専門学校に通ってよかったな!と思ったことをまとめてみました。

実際専門学校に通ってみて感じたメリットについて書いていきたいと思います。

お菓子が好き!!という人が集まる環境

製菓学校はお菓子が好き!!という人たちが集まっている場所でもあります。

生徒はもちろん、先生も。

右も左も好きなものがみんな一緒。そんな環境で過ごせる機会って、なかなかないと思うのです。

あそこのお店が好き!あのお菓子が好き!!好きなものを一緒に楽しめる人がいる。「パティシエになりたい!」と同じ気持ちを持った人と一緒に学べるという点も専門学校のいいところ。


放課後は友達と実習の計画を立てたり、友達と食べ歩きに行ったりしてました。そして先生といったお店の話について盛り上がる。そんな感じでした(笑)

お菓子作りの基本「なぜ、こうなるの?」が学べる。

例えば

シュークリームは、なぜ膨らむの?

パイナップルを使うとゼラチンが固まらないのはなぜ?

そういった理由を専門学校では学ぶことができます。

なぜ、ここで、この作業をするのか、なぜ、この材料を使うのか。そういったお菓子作りの本質を学ぶことができます。

意外と働きだすと職場では「感覚」で覚えることが多く、「今まで、そのやり方だったから、」「それは、そういうもの。」と、とりあえず言われたことをやるといった具合に、なぜそうなるのか、の根本的な理由がわからないまま先に進んでいってしまうことが多くあります。

私自身、一年目の頃、先輩から「これやっといて(やり方だけを説明される)」と言われたときに、「あ、これをするにはここを気を付けないといけないな、こうしたほうがいいな。」と、あらかじめ自分の中で確認ができるため、専門学校に通っていてよかったな。と思うことが多々ありました。

もちろん、学んだことが、すべて正解ではありません。

学校で学んだこととお店のやり方が全く違う!!!なんてこともしょっちゅうです(笑)

そんな時は、まずは素直に、お店のやり方に従うことが大切です。

就職活動の際、企業訪問、研修、過去のデータといった学生の特権が使える。

専門学校では、企業訪問、会社訪問や研修ができる機会があります。

わたしも学生時代にたくさんのお店に企業訪問に行きました。お店それぞれに、働き方や環境、仕事内容、はまったく違います。

特に「どういったことを大切にしているお店なのか」といった、シェフの価値観などはお店に食べ歩きに行くだけではなく、実際に話を聞くことで、分かることのほうが多いです。

また、学校には、今まで就職活動をしてきた卒業生の資料や卒業生が働いているお店の資料がたくさんあります。

実際に働いている卒業生の話や、同じ専門学校出身のシェフの話や講演。

そういった「情報」や「繋がり」が、専門学校の中にはたくさんあります。

それらを有効活用して自分に合うお店を時間をかけて見つけることができる。ということも専門学校に通うメリットです。

みつまめ
みつまめ

学生の方は会社訪問にたくさんいきましょう!!!多すぎて悪いことなんて一つもないです、むしろ、たくさんのお店のシェフの話が一対一で聞ける機会なんて、なかなかないですよ!就職活動をする際には、その特権を思う存分使いましょう!!

卒業してからも支えあえる仲間ができる。

就職して最初の頃は特に分からないことだらけ。

しんどい!つらい!そんな時に相談したり、悩みを分かり合える友達ができる

そういった友達と専門学校で出会えたこと、

なんだかんだ、これが専門学校に通う一番のメリットかもしれません(笑)

あの子も頑張ってるから、私も頑張ろう!そういう友達と出会えたら最高です。

まとめ

結局のところ専門学校に通ってよかった!必要なかったな、と思うのも人それぞれ。

とにかく今すぐ現場で働いて技術を身に着けたい!!という人が必ずしも専門学校に行く必要はないし、

専門学校に行ったからと行って、これからの人生パティシエ一色なんてこともありません。

また、パティシエに興味はあるけど、実際に働いていく自信がない、、という人はとりあえず大学に行って、社会人になって、やっぱりお菓子の勉強がしたい!と思ったならば、その時に、専門学校に通えばいいのです。

実際に専門学校には高卒の人ばかりではなく、留学生や、一度社会人になってから専門学校に通っている人もいました。

何より大切なのは、自分の頭でしっかり考えること。

自分で考え、悩んで出した答えなら、間違いなどないのです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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