
こんにちは!みつまめです。
6年間の勤務を通して製造とサービスの両方を経験しました。人に喜んでもらえる仕事にやりがいを感じると同時に、長時間労働、低賃金、職場の人間関係、将来に対する不安、、。など、働いていく中で多くの悩みも生まれました。
「好きじゃないと続けられない。けど、好きだけじゃ続かない。」
本当にその通りだと感じます。
パティシエとして働くことの大変さ、そして、やっぱり好きなパティシエという仕事のやりがい、楽しさについて。実際に働いてみて思ったこと、感じたことをブログにしています。
同じ職業の方、同じ悩みを抱えている方、パティシエという職業に興味のある方、お菓子作りが好きな方。多くの方の役に立てれば、嬉しいです。

今回はパティシエの仕事の大変なところを10個紹介します。
華やかなイメージの裏側。リアルな現実をお届けします。
覚悟はいいかい、、、??
拘束時間が長い

個人店勤務の私ですが現状として勤務時間は朝6時半~夜20時過ぎ。毎日14時間以上はお店にいます。その日の仕事が終わったら、終わり。なので、日によったら、21時22時を回ることもあります。
家に帰ってお風呂に入ってご飯を食べたらあっという間に寝る時間。
パティシエになりたいのであれば、自由時間はほとんどない。と覚悟しておいた方がいいでしょう。
腕の傷がたえない

実際に私の手にも火傷の跡があります。オーブンの奥まで手を入れたり、ジャムやカスターを炊くときに飛んできたり、熱い鉄板やボウルに腕に当たったり、パティシエの仕事は危険がいっぱい。腕の傷がたえません。夏場半袖になるとやはり目立つため、日頃の注意が必要です。
腰痛に注意

重いものをよく持ちます。生地が入った大きなボウル、パン生地、重なった鉄板、30キロの砂糖や粉。
腰に負担がかかる動きが多いため、職場では、ほとんどの人が腰痛持ちです。
休日に整体やカイロプラクティックに通っている人も多いです。
洗い場の仕事も多く手荒れしやすい

洗浄機もありますが、道具や型を洗ったりする際は意外手洗いすることが多く、気を付けないとすぐに手荒れをしてしまいます。また業務用の洗剤は洗浄力が強いため注意が必要です。
寝る前にハンドクリームを塗るなどして、事前にケアをすることが重要になってきます。
繁忙期は寝不足になりがち

繁忙期は寝不足になりがちです。5時間睡眠4時間睡眠、毎日続くとどうしても心に余裕がなくなって、イライラしたり、ミスが増えたり。体力的にも精神的にもつらくなってきてしまうので日頃の生活習慣を整え、まずはしっかり寝ることをお勧めします。
毎日同じ仕事の繰り返し

朝仕上げをして、仕込みをして、片付けをして終わる。季節によって、内容は変わってきますが、基本的に毎日同じことの繰り返しです。趣味としてお菓子を作っていたころは、自分の好きなもの、作りたいもの、を作ることが出来ますが、仕事となるとそうはいきません。
疲れて家に帰って寝たらあっという間に次の日の朝。昨日も今日も明日も同じものを作る。初めは新鮮に感じた仕事も毎日のこととなってくると精神的にもつらくなってきます。
実際は非常に地味で細かい仕事が多いため、「作業」にしてしまうととっても辛く感じます。昨日よりとっても可愛くできた、美味しそうにできた、理想の仕上がりになった。
など些細なことに感動できる心と、常に良いものを作ろうという向上心がパティシエの仕事には必要になってきます。
友達と予定が合わない

土日や祝日は基本的に仕事のため、他の職種の友達と予定がなかなか合いません。希望休をとれるお店の場合もありますが、定休日が決まっている場合、友達と全く休みが合わない!なんてこともあります。
他にも、自分の休みと定休日が被ってるお店には、働いている間は一生行くことが出来ない、、、、なんてことも。
ただひたすら、細かい作業

ただ、ひたすら、フルーツを切る、カルチェを取る、クッキーの生地を伸ばす、材料を仕分ける、ナッツを刻む。
最初は楽しくてもだんだん無言に、、、、(笑)
地味で単純な作業が多いのもパティシエの仕事の大変なところです。
1日中立ち仕事

昼の休憩時間を除いては1日ずっと立ちっぱなしの作業になります。
帰ってきたら足がパンパン!
お風呂に浸かってマッサージをしたり、ストレッチをしたりと、むくみ対策は必須です。
イベントは提供する側

最後にクリスマスを楽しんだのは、いつだったか、、、。
パティシエにクリスマスはありません。年末年始もバレンタインもありません。
「あと何日でクリスマス~♪」も「あと何日でクリスマス、、、、↓↓」
やってもやっても仕事が終わらない!!!そんな日が続きます(^^;
一番楽しくもあり、一番しんどいのがクリスマスですね!!
まとめ。上手に体調管理、自己管理のバランスをとろう。

特に働き始めたころは、仕事と環境に慣れるまでが大変でした。毎日必死で気がついたら、1日が終わってた。身体に良くないと思いつつ疲れ果てて夕飯はもらったケーキやパンで済ませてしまう。そんな日が続きました。
仕事でストレスがたまり、暴飲暴食、自暴自棄になったこともありました。
特に新人の頃はすべてに全力で気持ちの面でも余裕がないことが多いと思います。新人のときこそ一人でため込まず、友達でも家族でも頼れる先輩でも、とにかく誰かと気持ちを共有し、誰かに頼るということがとても大事だと思います。
ある程度慣れてきたら、休日に作り置きをしておく、家事を楽にする方法を考える。仕事の段取りの組み方など、時間の使い方や力の抜き方が分かってくると思います。
楽しいことより大変なことのほうが多い仕事です。決して楽な仕事ではありません。
「人に喜んでもらうことが好き。」「お客様に喜んでほしい」心の底からそう思って仕事をするためには、まずは「自分を満たしてあげること。」が一番大切なことかもしれませんね^^。
以上参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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